【参加レポ】キンドリルジャパン株式会社@六本木「サイバーセキュリティトレーニングプログラム」にデジ女が挑戦!

このたび、愛媛デジタル女子プロジェクト引率のもと、コミュニティーメンバー2名がサイバーセキュリティトレーニングプログラム「Youth Drive for Cybersecurity」研修2日間受講のために東京に足を運びました。

本プログラムは、キンドリルがグローバルで展開している社会貢献活動のための非営利財団、キンドリル財団からの助成金を活用し、連携先である 認定特定非営利活動法人育て上げネット が企画。さらに、サイバーセキュリティの専門性と豊富な実務経験を持つ ディースタンダード株式会社 の協力のもと実施されました。
(※本講座に関するプレスリリースは後日公開予定です)

キンドリルジャパン株式会社(本社:東京都港区六本木)は、ITインフラストラクチャーの設計、構築、運用管理などを手がける企業です。2021年に日本アイ・ビー・エム株式会社から分社して設立され、世界60カ国以上で事業を展開する世界最大のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーとして、デジタル経済の中核をなす重要なシステムの健全性と継続的な改善に取り組んでいます。

初心者でも安心して学べる構成で、入門編・基礎編・応用編と無理なくステップアップできる内容となっています。
今回は、参加した2名の体験を中心にレポートします。

目次

事前受講 基礎編入門編(オンライン)

最初の入門編はオンラインで受講。ネット詐欺や情報漏洩といった日常生活で直面するリスクを分かりやすく学びました。
「デジタルはちょっと怖い」と感じていた部分が、正しい情報を得ることで整理され、安心してインターネットを使うための第一歩となりました。

基礎編では、実際の事例やデモンストレーションを交えながら、個人情報や企業の機密情報がどのように守られているかを学習。
ニュースで耳にするような「情報漏洩事件」の背景が理解でき、セキュリティ対策の重要性をより実感することができました。

応用編(対面・東京/六本木ヒルズ)

会場は、東京都港区の六本木ヒルズ森タワー43階にあるキンドリルジャパン株式会社。
ここで2日間に渡って、実際にサイバーセキュリティの模擬体験をできる応用編が実施されました。
受講日時:8月8日(金) 14:00〜19:00 ・9日(土)10:00〜15:00

プログラムでは「tryhackme」という環境を使ったロールプレイングを体験。
仮想的に攻撃を仕掛けたり、脆弱性を突いて突破していく演習を通して、サイバー攻撃の仕組みや守る側の難しさを肌で感じることができました。
ハッキングと聞くと“悪”のイメージを強く持っていた私たちですが、仕組みを学ぶことで防御や改善に役立てる側面があるということを知れました。

さらに、キンドリル社員の方々とのセッション も行われました。
自己紹介や経歴、資格取得への取り組み、プライベートの過ごし方など、リアルな声を聞くことができました。
専門スキルだけでなく、都心スタイルでの働き方やキャリアの考え方など幅広く学べる時間となり「働き方」を考えられる時間となりました。

〜 受講生の感想 〜

受講前は自分の人生とは全く接点のない業界だと思っていましたが、高校生の息子がIT系で働きたいと言っていたこともあり、自らも体験してみたいと思いました。
演習ではうまく進まない場面もありましたが、その際のエンジニアの方々のスマートで頼もしい対応がとても印象的でした。
未知の世界に触れることができ、自分一人では得られない貴重な経験をさせていただき、本当に感謝しています。
今回の体験をきっかけに、息子ともITの話ができ、とても良い機会となりました。

手を動かしながらハッキング全般の知識を学ぶことができ、大変有意義でした。
2日間(各5時間)をかけて、さまざまな種類のハッキングを知り、セキュリティが脆弱なサイトに侵入する“ペネトレーション演習”も体験できました。
さらに、キンドリル社員さんとのセッションも刺激的で、資格取得にも挑戦してみようという意欲につながりました。

まとめ

今回の講座を通じて、サイバーセキュリティは「専門家だけのもの」ではなく、私たち一人ひとりが学び、日常生活や仕事の中で意識すべきテーマだと改めて感じました。
応用編での実践的な体験は、キャリアの可能性を広げる貴重な機会となりました。

今後も愛媛デジタル女子プロジェクトでは、県内外の企業と連携しながらデジタル分野でのスキルアップやキャリア形成につながる学びの場を積極的に取り入れていきます。

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