秋も深まり、デジタルを活用した地域貢献を目指す「地域デジタルサポーター育成ICT基礎講座」が、Yahoo!基金の助成を受けスタートしました!
※本活動は「Yahoo!基金2025年度 IT 利活用による社会の課題解決支援助成プログラム」の助成を受けて実施しています。

デジタルを味方に、地域を盛り上げる一歩!
初回の開催は、地域デジタルサポーターとして集まってくださった11名の皆さんと、愛媛デジタル女子プロジェクトのメンバーで、温かい雰囲気の中、無事に行うことができました。

なぜ参加したの?受講者の皆さんの声
講座の冒頭では、参加者の皆さん一人ひとりに自己紹介をしていただきました。それぞれの「参加のきっかけ」を聞いてみると、とても共感できるものばかりでした。
「デジタルに置いて行かれている感じに不安があって…」
「家庭中心の生活から、地域貢献に繋がればいいなと思ったんです」
「学べることは何でもやってみたいから!」
「子供の方が吸収が早くて、このままだと追い越されそうだから」
「自分の親がデジタルに弱いので、優しく丁寧に教えてあげたい」
皆さんのあたたかく前向きな気持ちが伝わってきて、私たち運営側も、「なるほど、私もそうだ」と感じる部分が多々ありました。地域デジタルサポーターとして第一歩を踏み出した皆さんと、一緒に頑張っていきたいと思います。
初回のテーマは「デジタルリテラシーについて学ぼう」
さて、いよいよ講座本編です。
講師に株式会社テックアイエスの河本様をお迎えしデジタルリテラシーの基本について学びました。

講座の内容を少しだけご紹介!
まずは身の回りにあるデジタル技術について改めて認識を深めました。QRコード決済や銀行の送金、コンビニでの行政手続き、学校のタブレット授業など、知らず知らずのうちに便利に使っているデジタルがたくさんあることを再認識しました。
続いて、デジタル社会で安心して暮らすための情報セキュリティの基礎についても学びました。
「つい何気なくやってしまうことが、実は危険につながることもある」と知り、日頃の意識を見直すきっかけになりました。知らないことをそのままにせず、正しい知識を身につけておく大切さを実感しました。
そして、ウェブサイトが表示されるまでの仕組みや、クラウドの仕組みについて、とても分かりやすく解説され学ぶことができました。この仕組みを知っておくことで、不具合が起きた際にどこに問題があるか、どこから対処すれば良いのかが分かりやすくなるので、とても役立ちますね。
講座の最後には、マウスの基本操作や効率的なショートカットキーも学びました。基本的な操作の名称から、万能ショートカットキー、さらにフリーズした際に役立つショートカットキーまで、たくさんの知識を得ることができました。一度にすべてを覚えるのは大変ですが、できるところから実際に使っていきたいとの声が聞かれました。
第2回は「生活に直結するICTツールと行政サービスの活用方法を学ぶ」
今回は、私たちが日常生活でよく利用しているGoogleのサービスを中心に学びました。
GmailやGoogleドライブの基本的な使い方を確認したあと、実際にGoogleカレンダーへ予定を入力するといった体験を行いました。単なる説明を聞くだけでなく、自分の手を動かしてみることで、「こうやって予定が管理できるんだ!」と理解が深まりました。
さらに、天気予報アプリや地図アプリの活用方法も取り上げられました。ちょっとした日常の判断や移動がスムーズになる便利なツールで、すぐに役立ちそうだと感じました。
また、身近なデジタル技術としてキャッシュレス決済についても学びました。特徴や注意点を確認しながら、「どんな場面で使っている?」「便利だと思うところは?」と、それぞれの活用方法をシェア。人によって使い方や重視している点が少しずつ違うのが興味深く、意見交換を通じて新しい発見もありました。
後半では、マイナポータルや自治体のオンラインサービス(愛媛県や松山市の公式LINEなど)についても触れました。行政手続きがデジタルで進められる仕組みを知ることで、「もっと身近に活用できそう」と感じる場面が増えそうです。
実生活に直結する内容が多く、「知っているつもり」だったことを改めて学び直す良い機会になりました。次回はどんなテーマが待っているのか、今から楽しみです!

まとめ
第1回・第2回を通して、身近なデジタル技術が暮らしのあらゆる場面に関わっていることを実感すると同時に、安全に使うためのポイントや、実際に操作してみる大切さを学ぶことができました。
講座に参加された皆さんの真剣な眼差しや熱心にメモを取る姿に触れ、「デジタルを味方にして、暮らしやすい未来を創る」という目標に少しでも近づけたのではないかと感じています。これから全5回を通じて、学びをさらに深めながら、地域の未来を一緒に盛り上げていきましょう!